【お客様カラー】徐々に赤みを消し去る、オフィスOKな『ダークアッシュ』
ええ。変態ですとも。
自分が染めさせていただいた『アッシュ』を眺めているだけでご飯3杯は余裕ですね。ええ。変態ですとも。
うむ。
『赤み』のない、めちゃ素敵なアッシュです。
今回のカラーをさせていただいたお客様は、前回のカラーの影響や、元のご自身の髪質もあり、結構赤みが強く出てしまっていました。
そこで、今回は【2つ】の染める方法を提案を。
【ダブルカラー】によって『赤み』を一発で除去し、一日で100%の『アッシュ』を創り込む、というものが一つ。
ただし、こちらは色落ちをした後が結構明るくなってしまう可能性があります。そして、ブリーチとまではいきませんが、しっかり高発色をさせるために一度髪を明るくするため、髪にも負担はどうしてもかかってしまいます。
んでも、『赤み』を完全にぶっ飛ばすので、色はその日一日でめちゃくちゃ素敵な『アッシュ』を創れます。
何回かスパンを空けてカラーをすることで、徐々に今出ている『赤み』を取り去りつつ、『強い青み』を重ねて、理想の『アッシュ』に近づけていくという方法。
この場合は一回のカラーになり、『赤み』を完全に取り去ることが出来ないので、100%の『アッシュ』には一日ではなりません。
ただし、色が落ちてもめちゃくちゃ明るくなることもないし、比較的髪にも負担は与えづらいです。
そして、約一ヶ月くらいのスパンで染めることで、まだ『青み』が残っているところから、更に『赤み』を取り去り『青』を重ねることで、1度目のカラーよりも深みが増すのもあり、より『理想のアッシュ』に近づけていきます。
後者の二番目の方法を。
なぜかと言えば、今回のお客様は仕事の都合もあり、髪をあまり明るくは出来ないのです。
そういったお客様に、色を重ねるとはいえ、明るめのカラーを進めることはリスキーだと考えました。
そして、写真の髪型を見ると、髪に『段』(レイヤー)が結構入っているのがわかると思います。こちらの段は、ご来店する前から入っていました。
私としては、お客様の雰囲気を考えると、もう少し段は控えめにして、落ち着いた感じの髪型のほうが似合うと考えたので、カットはほぼしないで上の段を伸ばしていただくという選択肢を選びました。
なので、長い髪を維持するためにも、髪には『負担』はあまりかけたくありません。
そんな感じで考えながら、カラーのプロセスを組み立てて、お客様と相談をさせていただきました。
で、その結果、、、
一回のカラーでいれれる限界まで『アッシュ』を濃くしたカラーに。
んでも、一発でもキレイに赤みが隠れていますよね。
私の『アッシュ』が最強すぎてしまいました。
そして、次回のカラーがそこまでスパンを空けることなく更に『アッシュ』を入れさせてもらえれば。。。ゴクリ。
おいしいご飯が食べれますね。(アッシュの変態)
最近はとっても『カラー剤』が優秀なので、前より比較的簡単に『アッシュ』の色味などが入りやすくなりましたが、そうだからこそ、私はさらに『頭』をフル回転させて、お客様に似合うカラーだったり、薬の配合を決めさせてもらってます。
だからこんな素敵なアッシュが出来ちゃうんですよね。(自画自賛)
私の知識を振り絞ってお答えいたします。
そして、こういった雰囲気の『アッシュ』も、是非ご参考くださいませ。
ではでは。