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妻が今日、赤ちゃんの成長を早める注射を打つようです。

一日に時間を分けて3本も打つそうなのですが、筋肉注射というのもあり、液体が入ってくる感じが相当痛いらしいです。

妻は、「しょうがないよねぇ。」というような感じで言っていましたが、それって本当にきついことですよね。。。

妻に甘え過ぎかも。

入院して、寝たきりで部屋からも外出禁止。

食べたいものだったりも我慢してるところもあるし、点滴も最早刺す場所も無くなってきてるみたい。

手術で大変な痛みも味わってるし、今回の注射でもそう。

そんな中、私は仕事もそうだし、川嶋の国家試験のこともあるし、自分の練習もしたかったのもあり、営業の日はあまり顔を出せていないんです。というか、営業時間自体が面会時間を全て覆ってしまっているので、よっぽど早く予約が切れない限りは行けないんです。もちろん、休みの日は必ず顔を出すようにはしていますが。

んでも、それって『妻に甘えていたな』と。

妻は病室で一人だし、すごく辛いはず。

本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

正直、妊娠がわかったときにはこんなにつらいことは想像してなかった。

初期はつわりもほとんどなく、子供も順調に育ち、仕事も普通にしていた妻。

現在のように『入院』するなんて、まるで考えていなかったんですよね。

『まさか自分の妻が』でした。

それでも、手術、入院に『子供』のために立ち向かう【母親】としての妻。

寝たきりも合わせて、多分、私には耐えられないようなことだと思います。

妻が「あなたは耐え切れないよ〜」と、冗談で言っていましたが、本気で多分無理だと思います。

それを出来る『母親としての妻』、子供のためにも本当に感謝しかないし、尊敬してます。妻が私の妻で本当に良かったと心から思います。

『母親』という部分で、それと同時に考えることが。

私、自分を産んだ母親と3歳くらいのときに別れてから、一度も会ってないんですよね。

そのときに両親が離婚をして、父親に引き取られたので、それ以来一度も会ってないんです。

てか、母親の名前すら20歳超えるまで何も知らなかった。

それくらい、父親の祖父母から何不自由ない愛情をもらえてたからというのがあるんでしょうけど。

母親の名前の漢字も、私たちの婚姻届出すときにやっと初めて正確な物を知れました。

そして今、妻の『母親』の姿を見て思うことがあるんですよね。

私のことはもちろん、私の子供も含めて、『会わせてあげたいな…』って。

私のことを父親が引き取っているくらいだから、母親とどんな理由で離婚になったかなんて、ある程度想像はついてます。

それでも、妻のようにまでいかなくても、私をどういった覚悟で産んでくれたのかを考えると、やはり私も『会っておきたい』と思うんですよね。

んー。でもまずは今まで何不自由なく過ごさせてくれた父親への了解は取らないと。

父親に育ててもらっていなかったら、今の私はきっとないだろうし。

まずは父親に。

それからですね。

今日は早めに予約切れそうかな???

妻のところに行ってあげたいな。

がんばってね。妻。



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