黒染めをされている方へ、明るいカラーをするのに必要なこと。
これ、最近話題でよく目にします。
http://by-s.me/article/106696123807730961?utm_source=twitter&utm_medium=pc&utm_campaign=
こちらから発信されている情報ですね。
ちなみにうちでもよく、黒染めされている方が、
「明るくしたい!」
と、カラーをしにいらしています。
でもやっぱ、
黒染めに対してのカラーは難しいものです。
髪ってゆーのは、
元々持っているメラニンっていう色素によって、
黒だったり茶色だったりになっているのです。
で、
普通のカラー剤だとこのメラニンを壊していって
髪を明るくしていってるんですよ。
そして、
黒染め。これはカラーによって
黒い染料(色)を入れているのですが。。。
この黒の染料ってのは普通のカラーじゃ壊せないんですよ。
黒染めが入っている状態に、
普通の明るめのカラーをすると、
こんな感じに黒染め入ってるところには色が入らず、
上の自毛だけ染まります。
なので下の黒い部分には別のやり方でアプローチしていかなくてはいけません。
だから難しいんですよね。
ブリーチなどを使わないといけないので。
ブリーチやら脱染剤などは、
さっきの絵の下の部分の
カラーの黒い染料もぶっこわせるので。
ただ、このブリーチ、
塗ればいいってもんでもなくて、
黒染めと自毛の黒の境目を、
うまくみつけないといけないし、
何回も黒染めをして、濃くなってしまっている場合もあるので、
どのくらいブリーチを効かせればいいかっていうのも考えないといけないんです。
ちなみに、
こちらのモデルさん、
仕事の関係で、
一年間の間に、真っ黒に黒染めを
3回ほど繰り返して、
本当に濃く、黒染めが入っている状態からのスタートでした。
軽く黒染めが入っているくらいなら、
私も、記事の最初で紹介させてもらった記事に書いてある、
「ブリーチシャンプー」
って、技術はよく使います。
が、
今回くらいしっかり入ってると、
明るいカラーは確実に無理なので、
脱染→ブリーチの2工程を行いました。
その後にカラーももちろんしてますが。
このモデルさんは、結構キレイに黒染めがとれたので、
今後のカラーもしっかり楽しめるようになりました。
こんな感じで、
黒染めからのカラーは、時間も知識も必要なんですよー。
なので、黒染めを落としたい場合は、
しっかりと任せられる美容室で行うのをオススメします!
昔の記事にも書きましたが、
『髪は死んだ細胞なので、傷んだら直すことはできないです。』
なので髪の毛、大事にしてくださいね!