早くスタイリストになるための原動力。
大体の美容室では、『スタイリスト』と『アシスタント』の美容師がいます。
簡単に言ってしまえば、前者は『お客様を責任持って素敵にする立場』で、後者は『その仕事をアシストする立場』。
美容室に入社してからの最初の目標は、『スタイリスト』になること。
これが当面の目標になりやすいと思います。
会社にもよると思いますが、規定のカリキュラムを終え、お客様を充分に素敵にできると会社に判断された場合に『スタイリスト』に。
もしくは、『〇〇〇(自分)に切ってもらいたい』と思ってくれるお客様がたくさん増やしていくことだったり。
後者は、小規模なサロンではのことかもしれませんが、今の時代、SNSやネットを駆使すれば絶対に出来ないことではないですからね。
ちなみに私は後者。
今働いている会社でのことではないですが、アシスタントという肩書きのときから、髪を切らせていただける指名のお客様が多数いらしてくれました。
そしたら一日中、ハサミを持つようになって。
私はそんな風にお客様が『スタイリスト』と私を判断してくれました。
そりゃそうでしょ。美容師なんだから。
早くお客様の髪を自分の手で素敵にしたかったですもの。
『自分なら、もっと素敵にできるはず……!!!』
と、心の中で勝手に思い上がってお客様にアピールしてましたw
まぁアシスタント時代なんて、そんな思い上がりしかなかったですけどw
もちろん、それは『お給料』。
まぁ下世話な話ですけどね。
んでもやっぱり、良い車に乗りたかったり、もっと良い物を食べたかったり、好きなことにお金をたくさん使いたかったり。
でもそれって大事なこと。
「スタイリストになれば〇〇も買えるし、〇〇も出来るはず……!」
なんて考えて、できる限り早く『スタイリスト』になるという目標を。
もらえるものが増えれば、そのぶん使えるものも増える。
貯めて使うのではなく、もっともらえればその分で良い物を。
貯めて使うのも大事だけれど、私は『だったらその分、もらえるように!!!』と考える性格。
そして今は、そのぶんで、もっと仕事に活きるものを新調(ハサミやカメラ)し、さらにもらえるようにと目標を。
そうすることで、技術もあがっていくし、使えるものの幅も増えていく。
そして、『美容師』としての価値が高くなる。
今現状でなんとかする。
ではなく、
どうすればもっともらえるようになるか。
そういったところも、『早く』先に進むための大事なファクター。
考え方ひとつで、スピード感は全く違う。
私ももっともっと『美容師』として活躍したいです。
そのためにも、こういったことも心に秘めて、もっとがんばらなくては。
そしてレンズが欲しいなぁ。
と、こんなことをアシスタントの子と話しながら思いましたとさ。
スタイリスト(未来)には、楽しいこともたくさん待っているよ。
がんばろう。
みんなが早くスタイリストになれますように。